研究内容
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復興学プロジェクト
福島イノベーション・コースト構想推進機構学術研究活動支援事業
(大学等の「復興知」を活用した福島イノベーション・コースト構想促進事業)
「リスク・コミュニケーション工学を活用した復興学による浪江町創成~イノベーション・コースト構想の実現に向けて~」
先導原子力研究所では東日本大震災及び原子力災害によって失われた福島県浜通り地域等の新たな産業基盤の構築を目指す「福島イノベーション・コースト(福島・国際研究産業都市)構想」の早期実現へ向けて、分野横断型研究を精力的に進めています。
なかでも、「復興学」という新しい学問領域を実学として構築し、大学院生実習や小中学校教育支援等を通して人材育成を行い、地域企業や自治体と協力して産業振興に資することで、イノベーションコースト構想の早期実現だけではなく、人類史上、類をみない震災・原子力災害からの復興に必要な技術や知恵を後世へ伝えていくことを目指します。
先導原子力研究所では、東日本大震災及び原子力災害によって失われた福島県浜通り地域等の新たな産業基盤の構築を目指す「イノベーションコースト(福島・国際研究産業都市)構想」の早期実現へ向けて、3つの研究課題を選定し、分野横断型研究を精力的に進めています。
- 原子力災害で汚染された土壌等の環境回復へ向けた取り組み (除染化学)
- ロボット計測による廃炉の加速化へ向けた取り組み (ロボット計測工学)
- リスクに対する責任の共有と信頼の構築への取組み (リスク・コミュニケーション工学)
亜臨界水高速イオン交換法により土壌、燃焼灰に強吸着したセシウムを完全除去してガラス内に安定固化
⇒地域の空間線量の大幅低減化と最終廃棄物を数万分の1まで高減容化
廃炉のための遠隔計測技術とロボット技術の開発
工学的確かさに基づくリスク・コミュニケーション工学手法を開発
⇒住民の安全・安心のリスク管理の確立
除染システム
遠隔計測ロボット
リスク・コミュニケーション工学実習
ロボット計測工学に関する人材育成
再生可能エネルギー研究
事業概要
新しい学問領域「復興学」の構築・大学生/院生実習+小中学校教育支援+産業振興に向けた取り組み
浪江町の教育委員会・産業振興課の要望事項 (地域ニーズ2018-2019)
- ICT教育での支援
- セカンドスクール、キャリア教育
- ふるさと創造学(地域を題材とした探求的な学び)
- 放課後学習、運動会等に大学生参加等の交流
- 文化財保存も喫緊の課題
- 教育委員会で連携できる内容
(a) 小、中学生の理数教育
(b) 生涯学習 - 産業振興課の依頼内容
(a) 大学が浪江町をフィールドとした研究活動
(b) 4Rエナジーとの連携(産学官連携・産業人材育成)
(c) 再生可能エネルギーに係る大学の研究
(d) 水素エネルギーに関する計画策定支援
(e) 自動車自動運転技術に関する知見の供与
実施内容
生徒・児童を対象とした教育プログラム:
ICT教室・理科教室・文化教室・ロボット教室の開催の企画
ドローン・プログラミング教室
ドローン・プログラミング教室
復興なみえ十日市祭
復興なみえ十日市祭
文化教室「なみえの台所」
その他の活動
国際講演会
復興学研究会
風評被害の調査研究
風評被害の調査研究