
木倉准教授 開会挨拶
研究内容
About Us
東工大木倉研究室では、福島イノベーション・コースト構想推進機構の復興知事業の補助を得て、新しい学問領域「復興学」の構築・大学生/大学院生実習、産業振興、小中学校教育支援の事業活動を行っています。従来、小中学校教育支援としてロボット教室・理科教室等の活動を実施してきました。
2020年11月21日、地元小中学校教育支援の一環として、地元農水産物を活用した魚食文化を次世代に伝えるため、東工大と浪江町の復興加速に向けた協定に基づき、文化教室「なみえの台所」と題し、福島県浪江町のなみえ創成小学校・中学校の親子を対象とした魚食文化指導教室を開催しました。本教室では特別講師として、ウエカツ水産代表の上田勝彦さん(ウエカツさん)をお招きし、お米の研ぎ方から魚のさばき方、調理方法まで幅広くご指導頂きました。本教室では小学4~6年生と中学生の親子合わせて11組に参加頂けました。
本教室では講師および各参加者は一定の距離を保ちつつ、集中して料理に取り組めるように参加頂いた方々へウエカツさんの手元を詳細にお見せするため、5台のビデオカメラと3台の大型モニターを用いて、なみえ創成小学校・中学校の家庭科室と「道の駅なみえ」および一般視聴者とをつなげた東工大独自双方向ビデオ配信システムを導入して新しいカタチでの教室開催となりました。
また、当日使用された魚は浪江町の柴栄水産から仕入れた、請戸漁港でとれた新鮮なサワラおよびシラスを使いました。また、地元野菜・お米・大堀相馬焼の器は道の駅なみえより調達させて頂きました。
当日の様子については下記写真をご覧ください。